小林陸一郎と環境造形Q 環境造形Q「スパイラル」1998年

2005年6月4日(土)〜7月18日(月・祝)

開館時間:午前10時〜午後6時 (入館は午後5時30分まで) 月曜日休館(7月18日は開館)
主催:伊丹市立美術館 (財)伊丹市文化振興財団

小林陸一郎「旅人の碑 オダリスクの涙」1997年
1980年代、日本経済の発展とともに、全国の地方自治体において文化的環境づくりに取り組む姿勢がみられるようになり、競いあうように<パブリックアート>という名のもとで屋外に彫刻を設置しはじめました。その後、設置作品と設置場所との関係、アフターケアといった諸問題も浮かびあがってきています。

 そのような状況以前の1968年7月15日から8月31日にかけて、関西を中心に活動していた新進の彫刻家たちにより、香川県小豆島の石切場で日本青年彫刻家シンポジウムが開催されました。このシンポジウムが契機となり山口牧生(1927〜2001)、増田正和(1931〜1991)、小林陸一郎(1938〜)の3人による造形集団環境造形Qが誕生しました。

 彼らが試みようとしたのは、3人の彫刻家が平等な立場で共同制作をすることが可能かどうかということでした。また、屋外の公共空間に置かれるモニュメントはいかにあるべきかを考え、それを実践してみることでもありました。

 本展は、1968年の環境造形Qの結成から1988年の解散に至るまでの3人による共同制作の検証を行うことで改めて日本における<パブリックアート>について考察するものです。

 また今回は、3人のうちのひとりである小林陸一郎の作品展示も同時に行い、長年の環境造形Qの一員としての仕事と作家個人の軌跡を、「旅人の碑」シリーズの作品を中心に紹介いたします。
環境造形Q「北斗まんだら」1986年
■講演会(聴講無料、要観覧券)


「自作を語る」

■日時:6月4日(土)午後3時〜
■講師:小林陸一郎氏(彫刻家)


「造形集団環境造形Qについて」

■日時:7月9日(土)午後2時〜    
■講師:酒井忠康氏
   (世田谷美術館館長・美術評論家)

■同時開催:伊丹市・ハッセルト市姉妹都市提携20周年

所蔵品展I ベルギーのささやき
2005年4月9日(土)〜7月18日(月・祝)

今年、伊丹市とベルギー国ハッセルト市は姉妹都市提携20周年を迎えます。美術館ではその記念事業として、当館の所蔵するベルギー象徴主義の巨匠ジェイムズ・アンソール(1860-1949)の油彩<キリストの誘惑>と連作版画<キリストの生涯の情景(32点組)>を紹介します。

アンソール<キリストの誘惑>1913年



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